弊社は、2025年11月に、建築意匠及び建築構造に関する特許を取得しました。
これまでに、ノート・鉛筆・消しゴムなどの文具類、そして椅子などの生活用品の特許・意匠権を獲得しました。
今回は、より大きな規模の建築に関する特許です。
弊社代表の内野吉貴は、弊社設立以前に株式会社YDS建築研究所を設立し、建築設計や建築コンサルティングを行っております。
株式会社YDS建築研究所のホームページは、上記リンク(外部リンク)からご覧頂けます。
建築意匠及び建築構造に関する特許は、これまでに多数の建築を設計し、実現してきた実績から生まれました。
マンション・集合住宅などの建築において、小さな子どもが誤って転落してしまい、大怪我や死亡に至る痛ましい事故が発生しています。
大人にとっては、手すりによって安全性が確保されていても、小さな子どもは「何かに乗る」などによって、手すりを超えてしまうことがあります。
その結果、このような痛ましい事件が多発している状況に対し、弊社は建築意匠や建築構造を工夫することで、これらの事件を未然に防ぐことを考えてきました。
Vertical-L_P01_ele01ts
そして、新たな建築意匠及び建築構造を開発し、特許取得に至りました。
上に示されている、「ルーバーによって包まれた建築」です
ルーバーによって化粧された建築デザインは、世の中に多数ありますが、ほぼ全てのルーバーの建築物は、「ファサードデザイン」に留まります。
それに対して、弊社が開発した「ルーバーによって包まれた建築」は、バルコニーや窓などの開口部を優しくルーバーが包み込みます。
これらのルーバーによって、子どもたちが過って落下する確率を、ほぼゼロに出来ると考えています。
ルーバーによって、視線や自然の光の制約が生まれますが、それらに対しても慎重に検討を続けた結果、開発に成功しました。
Vertical-L_P01_ele02ts
子どもの安全性を第一に考えた建築です。
上の実例では、「バルコニーと開口部全て」をルーバーで覆っていますが、特許では「バルコニーと開口部のいずれか」または「「バルコニーと開口部全て」としています。
現在、本建築の実現に向けて、具体的な開発を進めております。
続報は、本ウェブサイトにてお知らせ申し上げます。