今回は、意匠権を獲得した「力を入れて消しやすい」消しゴムの開発と実例に関する話です。
直方体のボリュームから、小さな直方体のボリュームを切り欠いた特徴的な形状の消しゴムです。
従来から、「角が多い」など「消しやすさ」を追求している消しゴムが見られます。
私たちは、「消しやすさとは何か」を改めて考えた結果、上の消しゴムを考えました。
消しゴムの意匠の説明
本物品は、直方体の大きなボリュームから、直方体の小さなボリュームが欠き取られた形状をしている。
直方体の消しゴムと比較して、下記の特徴がある。
(1)欠き取られた部分に指をかけて、力を入れて消しやすい。
(2)持ち方の自由度が上がり、好みに合わせた消し方が出来る。
(3)シンプルな形状のオブジェとして楽しめる。
正面と平面は、回転させれば「ほぼ同一」または「同一」となる、シンプルな形状です。
この「シンプルさ」こそが「消しやすさ」の原動力となると考えています。
本製品の開発を進めており、改めてご報告します。